肉的クリスチャン・霊的クリスチャン (西田博之)

2019年6月23日 主日礼拝

聖書箇所 ヨハネ15:18―19 「肉的クリスチャン・霊的クリスチャン」

ユダヤ人はイエスを主でありキリストと告白することは出来ませんでした。彼らはイエスを先生あるいは預言者のひとりとして見ていました。ローマの圧政から自分たちを解放し、この世で神の選民として他国の人々の上に立たせてくださる方を待ち望んでいたからです。

自分たちの父はアブラハムだと誇っていました。しかし、イエスは彼らが命を懸けて守ってきた律法信仰を否定しました。イエスを主でありキリストであると認めることは出来ませんでした。逆にイエスを十字架につけたのです。

イエスが来られた目的は友とした者を世の支配者であるサタン、罪と死から解放するためです。友は、真のアブラハムの子孫であり、自分が罪と罪過の中に束縛されていると分かった者のことです。

一方、ユダヤ人は肉的には、アブラハムの子孫ですが、自分たちは罪とは関係がなく、救われて当然と思っている者ということができます。つまり、肉的クリスチャンは世の悩み事からの解放を求める者、霊的クリスチャンは罪と罪過からの解放を求める者です。

霊的クリスチャンはイエスを主でありキリスト、王でありメシヤであると告白し、やがてイエス・キリストを宣べ伝える者となります。肉的クリスチャンがイエスのことを主でありキリストであると分からなかったのは、それが隠された天の奥義だったからです。

聖書箇所:へブル2:14-16、ヨハネ7:49、ローマ2:17-29、創世記32:24-28、第一コリント10:18、マタイ3:9、ガラテヤ6:15-16、ヨハネ8:44-47

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