空想話にそれていく時代 (西田博之)

2019年4月28日主日礼拝

聖書箇所 ヨハネ15:12-17 「空想話にそれていく時代」

私たちにはなぜ恐れがあるのでしょうか。それは、先が見えない、将来が予測できないからです。予測するために全ての事柄を自分の枠組の中に入れて考えようとします。そうして安心を得ようとします。

他人も宗教も聖書もイエス・キリストさえも枠組の中に入れて自分の都合に合わせて判断するのです。自分の都合に合わせて各自の神様を造ってしまうのです。それでも判断出来ないときは不安になって恐れるのです。しかし神様は人が知ることができない方法で働かれます。

もし、自分の願った事柄がかなったからと言って神様がかなえてくださったと判断してはいけません。真理である神様は病や災害も用いられます。サタンも奇跡を起こすことができるからです。

第二テモテ4:3-4には、「とういうのは、人々が健全な教えに耳を貸そうとせず、自分につごうの良いことを言ってもらうために、気ままな願いをもって、次々に教師たちを自分たちのために寄せ集め、真理から耳をそむけ、空想話にそれいくような時代になるからです。」と書かれています。今がその時代です。

私たちは「どうすれば幸せになれるか」とか「~するにはどうすればよいか」と言って信仰より自分の行いを信じるようになっていないでしょうか。

人の気ままな願いではなく、神様が何を願って私たちを造られたのかを知れば、恐れはなくなっていきます。私たちは神様から同じ恵みをいただいているにもかかわらず、人によって恵みの大きさの受け取り方が違うのです。もう一度信仰を確認する必要があります。

聖書箇所: 第一ヨハネ4:18、黙示録13:11、イザヤ53:6-7、第一列王記22:19-23、第二テモテ4:2-4、ルカ7:36-50

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