庭信仰と聖所信仰 (西田博之)

2019年5月5日 主日礼拝

聖書箇所 ヨハネ15:12-15 「庭信仰と聖所信仰」

聖書に書かれている幕屋は、なぜ造られたのでしょうか。幕屋は世の中を表します。世の中に神様を知られるために造られました。幕屋は庭と聖所に分かれています。庭にいる者は聖所で行われていること知りません。私たちも庭にいる者でしたが、イエス・キリストが友としてくださったことにより聖所に入り、中で行われていることを知る者としてくださいました。友としてくださったのは、行いによるのではなく、ただ恵みによってです。

イエス・キリストはどのような方でしょうか。黙示録1:8には、神である主、今いまし、昔いまし、後に来られる方、万物の支配者がこう言われる。「わたしはアルファであり、オメガである。」と書かれています。過去にも現在にも未来にも継続して存在される方です。昔とはイエスは肉体を持って地上に来られ十字架にかかられたときまで、今とは助け主として私たちの中におられる状態、後に来られるとは、私たちには花婿、他の者には審判者として来られることを表します。私たちの罪のために十字架にかかってくださったイエスのみを信じる者は、昔の状態のままで、庭での信仰を持つ者です。その状態で救われている、全てを知っていると満足する者です。聖霊様が私たちの中に入られてから聖所での信仰に進むのです。今になるのです。

私たちの中に聖霊様がいてくだるにもかかわらず、毎日毎瞬間罪を犯しながら生きています。そのようなものを友としてくださって、十字架の意味を明らかにしてくださるのです。だから感謝のみが生まれるのです。聖霊様は福音を知識としてではなく、賜物として与えてくださいます。

聖書箇所: 黙示録1:8、使徒の働き2:36、ヨハネ14:20、イザヤ1:12、黙示録11:1-2、黙示録7:4-8、

ピリピ3:13-14、エペソ4:17-18

Union Christ Church

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